「つまってないもん!」
3月段階で、肛門腺がつまり、ニケツの女となった、次女むうざる。
「詰まりやすい体質みたいですから、1,2ヶ月に一回
しぼりにきてくださいね」
と獣医さんにスマイルで病院を送り出されて
はや3ヶ月…(゚ー゚;
そろそろつまってるんだろうなぁ、と
仕方なく先週末、動物病院へむうざるを連れて行きました。
むうざるはとにかく病院嫌いで
愛車シゲオの助手席に連れて行くまでからして、もう大変。
どっから出るんだってくらいの大声で絶叫し、激しく抵抗するので
私も傷だらけ。
通院のたびにくしゃみ発作が始まり、かえって具合が悪くなってしまうので
もう運転しながら憂鬱な気分。治しに行くんだか、悪くしに行くんだかよくわかんない
病院詣での旅。
待合室に入ると、むうざるはもはや声も出ない状態でブルブル震え、肩で息してました。
同じように順番を待つわんこもにゃんこ、明らかにむうざるの異常な状態が伝染してる
フンイキで、むうざるが「ふぉおおおおおん」と鳴くたびに
「わぉ~ん」とか「にゅあお~ん」とか、哀れな鳴き声の男女混声合唱団状態。
「あんたがつまってんだから、しょうがないでしょっ」と
通じないのをわかってても、小声で叱ってしまうわたくし。
…でもね。
つまってなかったんです。ははは。いくらしぼっても、なにも出ませんで(笑)
しぼられるたびに鼻も肉球も真っ赤にして抵抗し、
柱も崩れんばかりの雄叫びをあげていたむうざるに
獣医さんは
「あら、出ませんね。だいじょうぶですね、むうちゃん」
とサラリとひとこと。
あははは。ごめんね、むうざる。ほんとに、体調悪くしに病院にきちゃったかもね
「なにもでませんでしたから」と、診察代も0円にしていただきました。
そんなわけで、冤罪?を晴らしたむうざる。
「なにさ、だいじょうぶだっていったのに」
「いーだ」
結局私の首筋に5㎝程度のひっかき傷という
猫DVの痕だけが、のこっております…とほほ。飼い主もツライよ。
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