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2009年冬のソウル

カジャカジャ!韓国 炎のファイター編(2)

【前回までのあらすじ】

 到着初日から度々停電状態になるホテルの部屋。

クレーム→対処療法の繰り返しの末、

 ホテルの女社長から部屋の移動を言われたのは帰国前夜の夜更け。

 電気の止まった部屋で荷物の運び出しに苦労していると、女社長からは

 「今晩は荷物を移動させず、ただもう別な部屋で寝てください」と命じられ…

 

 

 

さぁて、続きです。

今回も、トーンをマイルドにすべく、

街で発見した風景を挿しこみながら、進めて参ります!

 

 


 羽田空港で。子どもにリードをつける新しい親子旅行スタイル。

子どもの背中に天使の羽がついてるの、見えますか?

 


 
 
「おいおいおいおい。
 

 なんで私が体一つで今更違う部屋に着替えもせず寝て
 明朝早起きしてパッキングしなきゃなんねぇんだよぉ! angryangryangry 」
 
なにせ脳内に猪木のテーマが鳴り響いてるので、心の声を表す言葉もガサツになる一方(笑)
とりあえず、すっかり怯えまくってるフロント君に荷物を階下の移動先に運ばせ
忘れ物がないか同室者と八つ墓村風ロウソクの灯で確認。
同室者にはツアーのガイドの携帯に今、この時間に、あえて電話して
こういう目に遭ってることを伝えてもらうよう頼み。
荷物が完全に移動したことを確認してから

女社長に宣戦布告しに、フロントに下りたのでした。


 
このとき、

私がこの女社長に伝えたかったのは
▼今回の対応に非常に不満であること
▼その旨を、帰国してから旅行代理店に伝えること
の2点です。
部屋を移動したことで客も「納得してる」と思われるのは心外だったので。
クレームはその場で、冷静に、伝えるべきだと判断したからです。
 
フロントに下りると、女社長は事務室でフロント君をしかりとばしている最中のようでした。
あくまでも冷静に話したかったので、最初に社長の名刺をもらい、
「私の韓国語は下手ですから、私の日本語を彼に通訳させていいですか?」
と確認。
 
でもまぁ、結局、韓国語でのやりとりになってしまうわけです。
なぜか?私も女社長もアドレナリン出まくってたから。たぶん。
 
女社長はこうおっしゃる。
「あなたは部屋を移動するのを了承したじゃないですか?
 荷物も自分たちでやりたい、って言ったじゃないですか?
 荷物が全部運べないなら、シャワーしたいなら、その荷物だけ持って
 部屋にいけばいいじゃないですか。私たちは部屋を2つも用意したんですよ。
 火事が出る部屋に泊めるのか、と聞いたそうですけど
 あの部屋はブレーカーが落ちやすくて、それをうちのスタッフはテープで留めてたんです。

 それでは危なくいから、火事が出る、と言ったんです。」
 
猪木sonzaruの発言
「最低限の荷物を持って部屋を移動するかどうかは私が決めること。
 あなたに言われる話じゃない。なぜなら私は客だから。
 火事の話は今、説明を聞いたから理解したけど、
 事前にブレーカーの話をあなたはしなかった。
 ただ『火事が出るから。日本人は安全に敏感だから』とだけ言いましたよね。
 私はあなたと喧嘩しにきたんじゃない。
 損害賠償にあたるくらい不愉快なので、帰国してから不満を旅行会社に言うと

 あなたに伝えに来ただけ。

 もともと私たちは到着した日から、電気が点かないと何度も言いに来たんです。」
 
で、女社長。
「初日から電気が点かなかったことは私は聞いてない」
 
で、猪木sonzaru
「それはあなたのホテルの中での話なので、スタッフに確認してみてください。
 あなたが知っていたかどうかは私には関係ありません。
 あなたは責任者だから、責任がある、と言っているんです。
 喧嘩するつもりはないし、夜遅くに話すのは社長も私も疲れる。
 だから、私たちが不満を旅行会社に伝えるということを、お伝えしておきます。」
 
                          

                          

 

 

ここでちょっとブレイク。仁寺洞でみつけたファンジニ・キティ
頭、重そうだなぁ…(笑)

 

 

 

人は、追い込まれると、強くなるのですね(笑)

今こうして書いていて、よくまぁハングルで言い返したなぁと泣きたくなる。

(単語も文法も、もうぐちゃぐちゃだったと思いますが…shock

母国語じゃない言葉で自分の主張を伝えるのは、これほどハンデがあるんだな、と

再確認したり。

 

ともかくも、これが炎のファイター編のあらまし、です。

翌日のチェックアウト、事務室にいた社長は私たちの出発を見ていながら

一言も言葉を発しませんでした。

夜更けに叩き起こされたツアーガイドさん。迎えにきたときはこの件に触れず

金浦空港で別れる段になって

「きのうのあらましは会社に伝えましたから」と、おまけみたいに言い添えました。

 

 

 

帰国してから、ソウ○ナビでこのホテルのクチコミを確認しました。

誹謗中傷雨あられの記述もあり、なるほど、と思う一方

過去の記事をだらだら見ていると、

些細な点をあげつらって韓国全体を否定する記述もあり、正直辟易しました。

 

アドレナリンが出た私ですが、滅多にできないいい体験をしたと思っています。

誤解がないように言えば

女社長は「韓国人だから」主張激しく、客を客とも思わないのだ、とは全く思っていません。

韓国ってこんな人もいるのよ、だから皆さん気を付けましょうね、なんていうのも

この日記の趣旨ではありません。そんなことは毛頭、思っていません。

国内にも、杜撰な対応のサービス業従事者なんてごまんといますしね。

たまたま体験をした一場面をもって他国を評価する資格は私にはないですし、

それはどんな旅行者にもないであろうと考えています。

 

だから今回のことは

納得ゆかない対応をされたとき、自分がどう反応するかを試された経験です。

私も含めてめんどくさがりの旅行者は、海外で不愉快な思いをした時

その場は微笑してやり過ごし、後で言葉を極めて旅行会社にクレームを言ったりします。

なぜその場で主張しなかったのか、という部分を棚上げにして。

円高で日本人観光客があふれる今回のソウルでも、そんな旅行者をたくさん見ました。

だからこそ「言うときにはきちんと言うのだ」と意を決して

できないハングルを総動員したわけですが…。

 

そうは言っても。

ここまで激しく反応するほど、ホテル側の対応は不適切だったか。

帰国するとすこぉし、自信がなくなってきます。

もともと誰かに激しくクレームつけるのって、実は苦手な性格なので…。

炎のファイターになる必要があったか、

皆さんだったら同じ事態にどう対処するか、教えて頂きたいと思い

ながながと綴ってしまいました。 

 

 

 

 

そんなわけで。

最初に女社長と部屋を移る移らないで揉めた直後、私は自分をふるいたたせるために

ある無駄遣いをしてしまいました。

 

 

それが、こちら

 

↓↓↓ 

 

 

ジョンは1万2千ウォン コンビニで衝動買いしてしまいました。



ちなみにみいざるだけでなく、飼い主Bもジョンには冷たい…

 

 

最初はホテルの名前をとって、「リーくん」とつけたんだけど

いろいろありましたから(笑)

最終日の夜、私がこのジョンを抱いて眠りについたのは

言うまでもありません。

 

で。帰国してからは

「ホットわんこ」として、毎晩電子レンジにつっこんでます(笑)

 

 

はぁ。いずれにしても。

もっとがんばろ、はんぐご。

 

カジャカジャ!韓国② 炎のファイター編(1)

職業柄 興奮状態の人の話を聞くことが多いのですが

そういうときは先に、事実経過だけを時系列で書き出してもらったりします。

だから、炎のファイター編の主たるエピソード、

宿泊先のホテルの女社長とハングルで喧嘩することになった顛末も

できるだけ冷静に、時系列で整理しとこー、と。

アドレナリン放出は体に悪いらしいですしね。

少し長くなりますが、よろしければ、このファイトにおつきあいを。

 

 

話をマイルドにすべく、挿絵?は癒し系わんこで。

全州であった子犬。「全州1号」と名付けよう!

 

 

 

 

3泊の旅行の宿は、東大門から徒歩15分ほどの鐘路5街にあるホテル。

宿泊料は1泊5~6万ウォンほどでした。

値段が値段ですし、いわゆるムクゲマークもないようなところですから

(ムクゲマークの数でホテルの格付けがされているわけです)

建物が古かろうが路地裏だろうが、かつて別な用途で使われた雰囲気があろうが

大して気にはなりません。

が、部屋の電気が全く点かないのは困ります。

 

カード式の鍵を差し込むと、部屋の照明が点りテレビが付きエアコンが働くというシステムの

このホテル。しかしこの電気が曲者だったのでした。

 

 

 

2月13日(金)  

23:00頃

ホテル到着。キーを差し込むなり、それまで点いていた玄関の照明が落ち真っ暗闇に。

即刻フロントにクレームを伝える。

 

フロントは日本語がしゃべれる青年。しかし日本語での突っ込んだ会話は苦手なようです。

日本語とあわせ韓国語で電気が点かないことを伝えると

青年はフロント脇の事務室でなにやら作業してくれ、部屋の電気は復旧しました。

 

ですが、その日以降も部屋にキーを差し込む度に電源が落ちるので、

13日~14日は部屋に出入りするたびに停電状態→フロントに申告→復旧を繰り返しました。

 

 

2月15日(日) 自由行動日

16:00

お友達と会った後に本屋で大量の本を買い込んだ私は、荷物を置きに夕方一時ホテルへ。

カードキーを差し込むと案の定また電源が落ちます。

おそらく、鍵を差し込むと何かの理由でブレーカーが落ちるのでしょう。

17時にメンバーで待ち合わせ夕食の予定だったので

出かける前に再度フロントに立ち寄ると、いたのは、日本語のしゃべれない若い女性でした。

韓国語でこれまでの経過と今の状況を伝えると、彼女は非常に礼儀正しい対応で

「申し訳ありませんが今日は日曜日なので業者も休みで修理ができないんです。

 お出かけから戻ったら、同じフロアの別な部屋に移ってくださいますか。

 これまでは605号室でしたが、602号室が空いていますのでそちらに移ってください。

 私は午後7時までしかいないんですが、夜の係に話しておきますから。」

ということでした。

最後の夜というのはスーツケースのパッキングやらなにやらで慌ただしいもの。

おまけに貪欲な私たちは深夜まで予定を入れているので

部屋の移動は面倒ではあるが、深夜に面倒が起きるよりは夕食後に引っ越しして万全の体制で夜の街に繰り出す方がいいだろうと判断。

彼女の話を了承し、合流した同室のお友達にも「ホテルに戻ったら引越」と伝えました。

 

20:00

夕食後に宿へ戻ると、到着初日にいた日本語OKの青年がフロントにいます。

602号室に移るんですよね、と確認すると、日本語で

「今までの部屋で大丈夫です」と仰る。

「???」でしたが、うまく修理ができたんだろうと思い部屋に入ると確かに電気はきてる。

で、22時まで休憩。

 

22:00

映画館に出向く人、チムジルパンに出向く人、マッサージを予約した私の3人が外出。

念のためキーを挿し入れてみると、再び電源が落ちる。部屋は停電状態の真っ暗闇。

さすがにこれは困るとフロントに駆け込むと、例の青年=フロント君のほかに

サジャンニム(社長様)と呼ばれる50代くらいの女性がいました。

ここからは、フロント君はすっかり脇に追いやられ、女社長が韓国語で対応してきます。

女社長いわく

「今のままでは部屋が火事になる危険があるので部屋を移ってください。

 602号室はもうお客さんがいるので、506号室に帰ってきたら移ってください。」

 

へ?今火事って言った?それとも私のヒアリングの間違いかしらん?

ともかく、このまま真っ暗闇では困ることを伝えても、

部屋を移動してくれという女社長の主張は変わらず。

では荷物はどうすればいいのか?

ホテルへの戻り時間はおそらく午前1時頃、それから引っ越すのは非常に大変なんですけど、

と返すと

「荷物をメイドに移動させてもいいですが、荷物っていうのは大事なものでしょう?

 それを私たちで移すのはちょっと、ねぇ。

 お詫びにうちの食堂のクーポン差し上げますから引っ越してください。

 日本人というのは安全に特に敏感じゃないですか?

 このままだと火事が出るような部屋では困るでしょう?」

 

とまぁ、そんな趣旨のことを早口の韓国語で畳みかけるので

不承不承、ホテルに戻ってからの移動を了承。食事クーポンはいらないと断る。

 

25:00

ホテルに戻ると、例の日本語のしゃべれるフロント君が黙って2枚のキーを渡し、

移動するように促します。

暗闇の中、全ての荷物を私たちだけでは移動できので手伝ってほしいと伝えると

フロント君は例の女社長に許可をとりに事務室へ。

で、しばらくののち、手ぶらのフロント君が部屋に手伝いにやってきました。

 

手ぶらで、こられても、ねぇ(笑)

どこになにがあるか見えない部屋で「ぼく何しましょう?」と言われてもねぇ(笑)

この辺りで私はかなり堪忍袋がふくれあがっていたので

「まず懐中電灯を持ってこい、

 ついでにお宅は火事になる部屋に客を泊めるのかと客が言っていると社長に伝えてこい」

という趣旨を、丁寧な日本語で(でもすっぴんの物凄い形相で。おそらく)言うと

フロント君はダッシュしてホテル事務室へ。

で、なぜか懐中電灯1本と太いロウソク2本(八つ墓村に出てくるみたいなやつ)を抱えて

戻ってきたフロント君は

「社長は、今日はもう夜だし暗いので、荷物は移動させずに他の部屋で寝てくれ、と言ってます」

と泣き出しそうな顔で言う。

 

 

「荷物は移動、させずにだとぉ~」。

とうとう私の頭で「猪木のテーマ」が鳴り始め、戦闘モードに入ってしまったのでした。

 

 

<つづく>


 

                          「全州1号」の、キュートな上目遣いheart04

   

カジャカジャ!韓国① 修学旅行編

2月13日~16日の3泊4日の韓国旅行。

ひさしぶりに韓国語教室の仲間と計4人で旅をしました。それはまさに、修学旅行。

同じ語学レベルで、韓国歴もそれぞれの4人。

格安ツアーで現地到着夜10時の予定だったので、飛行機で寝倒してエネルギー補給と思いきや

機内で韓国のヒット映画が上映されていると知ると、皆、睡眠放棄(笑)

 


観客動員数800万になろうかというヒット作

チャ・テヒョン主演「加速スキャンダル」、面白かった!

               ※訂正:「過速スキャンダル」が正しい表記でした。

                 「過速」とは、子どもができちゃった!の意だそうです。

                 そりゃースキャンダルだ(笑)

 

 

 

あの記号が並ぶようなハングル文字が全員読めて

皆が「隙あらば韓国語をきいたろうやないけ!しゃべったろやないけ!」

というメンバーであることは、新鮮な喜びです。

 

初日は全州まで高速バスで出向き「食は全州にあり」を思う存分堪能。

 

 

家庭式韓国料理が売りの「韓国食堂」

①ケランチム…日本でいう茶碗蒸しかしら
②キムチチゲ…酸味があって独特の風味
③セウタン…エビの出汁が効いたスープ
④チョングッチャン…納豆汁に似た?チゲ
ほかにテーブルにのりきらないほどのおかず。
6000ウォンでこれですから、さすが全州・食の都じゃ!


聖堂の結婚式 当初は参席する予定もあったことよ…

 

 

4人いれば、4人それぞれの「韓国」があることを、この「修学旅行」で実感する私。

例えば食事も、旅慣れるほど同じ店に行ってしまう私は

友だちの事前リサーチと飽くなき興味のおかげで、新たな味を発見することができました。

丸1日設定した自由行動日。

映画好きの友だちは映画館で過ごし

プロフェッショナル主婦のオンニは、ひとりの時間を堪能しつつハングル会話にトライ。

もちろん、旅することと語学を学ぶことは別の目的であるけれど

家族といく韓国とは全く違う目線で、韓国を眺めることができます。

 

 

そんな私は。

自由行動日にブログのお友達、ゴヌオンマさんと旦那様に初対面。

とてもとても充実した時間を過ごさせて頂きました。

ゴヌオンマさんの実感のあふれる韓国生活話、

不躾な日本人の私の下手なハングルにつきあい

族譜の取り扱いから独島問題まで語ってくれる誠実な旦那様。おいしいカムジャタン。

(ごちそうさまでした、ゴヌオンマさん^^;;私の方がオンニなのに…とほほ)

また一歩、踏み込めたような気がします。

(って、踏み込んでどこにいくのだ、と聞かれると答えがないところがイタイわけですが…)

 

 

と、まぁ。

いいことづくしの「2009年冬の韓国旅行」のようではありますが

終盤はこれまでになくアドレナリンが放出する事態に遭遇しました。

とある事件が起こり、その件についての自分のとった対応も正直自信がなく。

皆さんのご意見を伺いたい次第です。

 

詳細は次回

「カジャカジャ!韓国② 炎のファイター編」にて…

 

 


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