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カジャカジャ!韓国② 炎のファイター編(1)

職業柄 興奮状態の人の話を聞くことが多いのですが

そういうときは先に、事実経過だけを時系列で書き出してもらったりします。

だから、炎のファイター編の主たるエピソード、

宿泊先のホテルの女社長とハングルで喧嘩することになった顛末も

できるだけ冷静に、時系列で整理しとこー、と。

アドレナリン放出は体に悪いらしいですしね。

少し長くなりますが、よろしければ、このファイトにおつきあいを。

 

 

話をマイルドにすべく、挿絵?は癒し系わんこで。

全州であった子犬。「全州1号」と名付けよう!

 

 

 

 

3泊の旅行の宿は、東大門から徒歩15分ほどの鐘路5街にあるホテル。

宿泊料は1泊5~6万ウォンほどでした。

値段が値段ですし、いわゆるムクゲマークもないようなところですから

(ムクゲマークの数でホテルの格付けがされているわけです)

建物が古かろうが路地裏だろうが、かつて別な用途で使われた雰囲気があろうが

大して気にはなりません。

が、部屋の電気が全く点かないのは困ります。

 

カード式の鍵を差し込むと、部屋の照明が点りテレビが付きエアコンが働くというシステムの

このホテル。しかしこの電気が曲者だったのでした。

 

 

 

2月13日(金)  

23:00頃

ホテル到着。キーを差し込むなり、それまで点いていた玄関の照明が落ち真っ暗闇に。

即刻フロントにクレームを伝える。

 

フロントは日本語がしゃべれる青年。しかし日本語での突っ込んだ会話は苦手なようです。

日本語とあわせ韓国語で電気が点かないことを伝えると

青年はフロント脇の事務室でなにやら作業してくれ、部屋の電気は復旧しました。

 

ですが、その日以降も部屋にキーを差し込む度に電源が落ちるので、

13日~14日は部屋に出入りするたびに停電状態→フロントに申告→復旧を繰り返しました。

 

 

2月15日(日) 自由行動日

16:00

お友達と会った後に本屋で大量の本を買い込んだ私は、荷物を置きに夕方一時ホテルへ。

カードキーを差し込むと案の定また電源が落ちます。

おそらく、鍵を差し込むと何かの理由でブレーカーが落ちるのでしょう。

17時にメンバーで待ち合わせ夕食の予定だったので

出かける前に再度フロントに立ち寄ると、いたのは、日本語のしゃべれない若い女性でした。

韓国語でこれまでの経過と今の状況を伝えると、彼女は非常に礼儀正しい対応で

「申し訳ありませんが今日は日曜日なので業者も休みで修理ができないんです。

 お出かけから戻ったら、同じフロアの別な部屋に移ってくださいますか。

 これまでは605号室でしたが、602号室が空いていますのでそちらに移ってください。

 私は午後7時までしかいないんですが、夜の係に話しておきますから。」

ということでした。

最後の夜というのはスーツケースのパッキングやらなにやらで慌ただしいもの。

おまけに貪欲な私たちは深夜まで予定を入れているので

部屋の移動は面倒ではあるが、深夜に面倒が起きるよりは夕食後に引っ越しして万全の体制で夜の街に繰り出す方がいいだろうと判断。

彼女の話を了承し、合流した同室のお友達にも「ホテルに戻ったら引越」と伝えました。

 

20:00

夕食後に宿へ戻ると、到着初日にいた日本語OKの青年がフロントにいます。

602号室に移るんですよね、と確認すると、日本語で

「今までの部屋で大丈夫です」と仰る。

「???」でしたが、うまく修理ができたんだろうと思い部屋に入ると確かに電気はきてる。

で、22時まで休憩。

 

22:00

映画館に出向く人、チムジルパンに出向く人、マッサージを予約した私の3人が外出。

念のためキーを挿し入れてみると、再び電源が落ちる。部屋は停電状態の真っ暗闇。

さすがにこれは困るとフロントに駆け込むと、例の青年=フロント君のほかに

サジャンニム(社長様)と呼ばれる50代くらいの女性がいました。

ここからは、フロント君はすっかり脇に追いやられ、女社長が韓国語で対応してきます。

女社長いわく

「今のままでは部屋が火事になる危険があるので部屋を移ってください。

 602号室はもうお客さんがいるので、506号室に帰ってきたら移ってください。」

 

へ?今火事って言った?それとも私のヒアリングの間違いかしらん?

ともかく、このまま真っ暗闇では困ることを伝えても、

部屋を移動してくれという女社長の主張は変わらず。

では荷物はどうすればいいのか?

ホテルへの戻り時間はおそらく午前1時頃、それから引っ越すのは非常に大変なんですけど、

と返すと

「荷物をメイドに移動させてもいいですが、荷物っていうのは大事なものでしょう?

 それを私たちで移すのはちょっと、ねぇ。

 お詫びにうちの食堂のクーポン差し上げますから引っ越してください。

 日本人というのは安全に特に敏感じゃないですか?

 このままだと火事が出るような部屋では困るでしょう?」

 

とまぁ、そんな趣旨のことを早口の韓国語で畳みかけるので

不承不承、ホテルに戻ってからの移動を了承。食事クーポンはいらないと断る。

 

25:00

ホテルに戻ると、例の日本語のしゃべれるフロント君が黙って2枚のキーを渡し、

移動するように促します。

暗闇の中、全ての荷物を私たちだけでは移動できので手伝ってほしいと伝えると

フロント君は例の女社長に許可をとりに事務室へ。

で、しばらくののち、手ぶらのフロント君が部屋に手伝いにやってきました。

 

手ぶらで、こられても、ねぇ(笑)

どこになにがあるか見えない部屋で「ぼく何しましょう?」と言われてもねぇ(笑)

この辺りで私はかなり堪忍袋がふくれあがっていたので

「まず懐中電灯を持ってこい、

 ついでにお宅は火事になる部屋に客を泊めるのかと客が言っていると社長に伝えてこい」

という趣旨を、丁寧な日本語で(でもすっぴんの物凄い形相で。おそらく)言うと

フロント君はダッシュしてホテル事務室へ。

で、なぜか懐中電灯1本と太いロウソク2本(八つ墓村に出てくるみたいなやつ)を抱えて

戻ってきたフロント君は

「社長は、今日はもう夜だし暗いので、荷物は移動させずに他の部屋で寝てくれ、と言ってます」

と泣き出しそうな顔で言う。

 

 

「荷物は移動、させずにだとぉ~」。

とうとう私の頭で「猪木のテーマ」が鳴り始め、戦闘モードに入ってしまったのでした。

 

 

<つづく>


 

                          「全州1号」の、キュートな上目遣いheart04

   

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