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otennki

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それぞれの場面

常は、それとなく流れてゆくものですが

時としてやたらと印象に残る場面にでくわすものですね。

 

とといは、先輩のお宅へおじゃまし

1才に満たない息子さんと再会。

最初に会ったときは3,4ヶ月の赤ちゃんだったのに

2度目の彼は見間違うほどの「坊や」になっていました。

上下に生えた歯の白いこと。空を切る指先のうごきのたしかさ。

同じ数ヶ月を同じ星で暮らしているというのに、この成長ぶりはどういうことだろう。

 

勤で利用する駅で、名産のお寿司を売るおじさん。

雑踏をものともせずよく通る声音にいつも関心していたのですが

たまたまその日はきくことができず。

なぜだろうと凝視すると、おじさんは重ねた寿司折りの影で

こっそりお弁当を食べていたのでした。

アルマイトの懐かしいお弁当箱に、煮物らしきものと鮭そぼろがかかったお弁当。

売り物のお寿司ではなく、家族が作ったお弁当を味わうおじさん。

あぁ、この人にもしっかりと生活があるのだなぁ、と。

 

、本日20時半。

大きな駅ビルの大きな書店。混み合う店内なのに、ノンフィクション売場のある場所だけが

妙にひとけがありません。

みれば、ホームレスのおじさんが沢木耕太郎の全集の1冊を立ち読みしています。

実に丁寧にページをめくりながら。反芻するように。それでもって周りに人影なし。

想像するに、たぶん毎日通っているのではないかな。

少しずつ読み進めているのではないかな。

人によって受け取り方はさまざまでしょうが

わたしには何か、本を読むって素敵だな、とほほえましく映ってしまいました。

 

そんなわけで。

いやなこと、しんどいこと、ふゆかいなことは多々あれど

なんだかこんな場面ひとつひとつに教えられる気がする6月中旬。

私の住む街はどうやら、明日あたり梅雨入りの空もよいです。

 

 


めずらしく。窓辺でみいがむうの毛繕い。

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