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りんげる3本の女

空港からソウル中心部に移動する時に目にした高層マンション群。

ああ、一度ああいうところに行ってみたいなぁ、とは思っていましたが

まさかあの中の病院で、午前2時まで点滴打たれることになるとは

思ってもいませんでした…。

 

おかしいなぁ、と思ったのは昨日の朝。吐き気がひどく、おなかがいたい。

研修時はアドレナリンが出たのか小康状態だったのですが、

夕方には、何枚布団をかぶっても寒いし、関節が痛くて眠れもしない。

2回目の語学学校のクラスも休み、日本から持ってきた薬を飲んでふるえていたところで

ふと、思い出しました。

「そういえば、私は海外旅行保険に入っていたんだわ…flair

 

保険会社から「キャッシュレスで日本語完璧」と紹介されたチョ先生に連絡をとると

先生はわざわざホテルまでお越しになりました。

茶色いハンチングをかぶり、大きな黒い往診鞄を提げて。

簡単な診察と筋肉注射をしたところで、それまで日本語ではなしていた先生は

突然ハングルで、私が韓国に来たわけを尋ねられました。

 

福祉関係の研修できたこと。韓国のことを勉強したいこと。

明日はどうしても、どうしても出たい研修があること。

こちらもハングルで必死で伝えると、こう仰いました。

 

「わたくしはね、18まで日本にいました。それから帰ってきて、内戦に行ったんですよ。」

「あなたはどうしてもあしたその仕事にいきたいわけだね。じゃぁ、ちょっと苦労してもらおうか」

 

で。先生の開業する、二村の小さな医院へ移動。

夜9時から午前2時まで、都合3本点滴を打ったのでした。いっそう元気をつけるために。

その間、ご高齢のチョ先生はずっと起きてらっしゃいました。

点滴が終わると、うすいコーヒーを一杯ごちそうしてくれ、またこうおっしゃいました。

 

「これからわたくしがホテルまで送りましょう。こんな時間にタクシーもなんだからね。」

 

ホテルに着くと

「エレベーターの前で手をふりなさい。それをみないとわたしが安心できないから」

 

午前3時半。部屋に入ったら、なんだか泣けてしょうがありませんでした。

さみしいとかじゃないな、あれは。こんな思いできてしあわせだなぁ、っていう涙、かな。

 

「仕事が終わったらまた顔みせなさい」と言われていたので、今日再び、二村へ。

屋台でみかけた5000ウォンの真っ赤ないちごの箱を、おみやげにしました。

 

二村(イチョン)・日本人街があるのだそう。


通り沿いの二階にあるのが、先生の医院

 

今日の診察は先生の書斎で脈拍と血圧測定だけ。

2時間おじゃましながら、ほかの時間はさまざまなおしゃべりに費やされました。

お薬がなくなったらまたおじゃまする予定ですが、それがなくても「遊びにおいで」とおっしゃる。

今日は1冊、本をいただきました。

帰りがけ、ふと診察台の脇に若き日の先生の写真が飾ってあるのに気づきました。

「ブラザーフッド」のウォンビンのような、この上ない美青年でした。

この美青年の上を時代の波がすぎていったのかと思うと、感無量。

 

韓国に渡ってきょうで7日目。

まさかこんなことになると思いませんでしたし、まさかこんな出会いが待っているとは。

 

ちなみにチョ先生。今日の夕食までご飯は食べないでね、とおっしゃる。

「あわびがゆが、こういうときはいちばんいいんだけどね。ふふふ」

とのことでしたが、きょうはひとりで、自炊します。はい。そんな元気は、まだ、にゃい。

 

さてさて。

 

「きょうのみいむう」のコーナー


 わたしがリンゲル女になった件では、ずいぶん飼い主Bにも心配かけた?のですが

そのBから、写真に添えてこんなキャプションが。

『早く帰ってきて散歩と遊びしろ、と二匹が言ってます。』

 

 

…へいへい。

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