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otennki

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わが愛しのアジョシ方

それは、出発の午後。

 

えんじ色した大きいトランクを抱えて最寄り駅までバスに揺られるのは難儀なので

タクシー会社に、家まで配車をお願いしました。

「いやぁ。実はお客さんの名字は、わたしの初恋の女の子と同じ名字でね。

 東北ですか?出身?いやぁ。ガラにもなくどきどきしましたね~」

小柄な運転手さんは御年63才。きけば15才で、福島県いわき市から上京したのだそうです。

「いわきっていったら、映画の『フラガール』でずいぶん有名になっちゃいましたね」

何気なく話を振ると運転手さん、バックミラー越しに熱心に話し始めました。

「いやぁね。恥ずかしいですがね、3回、映画館行きましたんです。懐かしくて。

 炭坑の街でるでしょう。同級生にいましたよ、1期生のフラガール。あと訛りが懐かしくてねぇ。

1回目は泣けて、話頭に入らなかったです。2回目で筋がわかって。

どうしてもまた見たくて3回目に行ったら、終わってました。残念でね。」

「大事な場面でね。松雪、なんでしたっけ?あの子がいうんですよ。『でれすけ』って。

 こぉれがねぇ、ほんとにもう、懐かしくてねぇ。お客さん、わかりませんよねぇ。」

最寄り駅まで10分。不覚にももらい泣きするようなアジョシの会話で、

私のひとりたびは、はじまったのでした。

 


2泊3日で、しかも夜着午後帰りは異常に短いっ。

最終日は、韓国在住の友だちに加え、1日遅れで到着した韓国語教室の仲間とも合流。

みなで中部市場内の食堂に入ると、中で焼酎飲み交わしているアジョシたちは、

一瞬、ぎょっとした表情。

「日本人かい?」「日本は東京からかい?」「韓国語うまいねぇ」といったフルコース会話の後、

ひとりのアジョシが

「アガシっ!」と呼びます。「アガシ」っていわれたら、もちろん「ネェ!」と答えるさ!!!

「刺身食べないかい。刺身。とってもおいしいよ。」といい、エゴマの葉でくるんだものを

一つずつ、一人ずつに渡してくれました。

あげくには、テーブルに一皿!!!

「ぜんぶたべていいんですか?」と聞くと

「ああ、いっぱい食べて、いっぱいここの宣伝してくれよ!!」とおっしゃる。

 

でもたぶん、みなさん私より年下ではないかと…ははは


私の地元ではこれ、身欠きにしん、と称しております。たぶん、同じシロモノ

 

 

 

なんというか…出だしもしめくくりも、アジョシの声で力をもらったこの旅行。

ちなみに宿泊先は、来年泊まることを想定したレジデンスです。

室内は、こんなかんじ。

 

ワンルームで、簡単なキッチンつきのレジデンス


きっとここで勉強する…と思います。はい。

 

 

で、さいごのアジョシ

このレジデンスのロビーに、ずっと居座る3人のイタリア人男性。

たぶんチェックアウトを終えて、空港へ行くまでの時間つぶしをしているのでしょうが

もうよく話しかけてくるんですよね。友だちは「ロシア人?」と声かけられたんだそう。

(ちなみにロシア人ではなく、関西人のおともだちです・笑)

ほいでもって、

 

「ジャポン?オゥ!トーキョー?トーキョー ミレナリオ。

 ルミナリエ、コーベ。ソウル、シチョン!!!ウィーメイド、ウィー!!!」

 

つまり。東京は丸の内のライトアップ、ミレナリオも、神戸のルミナリエも、

そしてソウルは市庁前のあの夜景も。おれたちがつくったんだっぜぃ!ということ?

 

言われてみれば確かに、あのヨーロッパ調はどこかテイストが似ている気も…。

でもまぁ、なにせイタリア人男性ですからね。あ、もちろん深い意味はないけれど。ひひひ。

 

 


これが噂の、いたりあにん作、市庁前ライトアップ?

ほんとは「ミレナリオ」みたいな名前、あるのかしらん

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